なぜか嫌われてしまう・・・
- 知らない間に嫌われていた
- できるだけ敵を作りたくない
このように感じたことはないでしょか?
他人に嫌われたり、敵を作ってしまう原因として挙げられるものとして「話し方」があります。
話し方で嫌われてしまう人というのは自分を客観的に見ることができておらず、自分をよく見せようとした結果、失敗して反対に嫌われてしまうということが多いのです。
嫌われる話し方というのがどのようなものなのかを知っておかないと、知らない間に嫌われたり敵を作ってしまったりする危険性がありますので、そうならないためにも今回は、嫌われる人の話し方を5つご紹介したいと思います。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
ナルシシズム
ナルシシズムとは?
ナルシシズムは「自己愛」という意味で、ナルシストとほとんど同じだと思ってくだされば結構です。
ナルシシズムな人がしてしまう話し方は、
例えばこのような会話です。
このような話し方をしてしまいますと、「この人は自分があなたよりすごいということを自慢したかったから会話を振ってきたんだな」ということがバレてしまうのです。
なので、自分の自慢話がしたいがために話を振るのはやめるようにしましょう。
ハンブルブラッキング
ハンブルブラッキングとは?
ハンブルというのは「謙虚な、控えめな」という意味で、ハンブルブラッキングというのは「謙遜している風の自慢」という意味です。
例えばこのような会話です。
このような会話は学生時代に1度はしたことがあるのではないでしょうか?
このように、ハンブルブラッキングをする人は、テスト勉強を全然していないと自分を下に見せる、つまり謙遜していながらも本当は勉強をしていて、いい点数を取るような人です。
他にも良くある例としましては、「すっぴんだからブサイク〜」とか言いながら自撮りをしている女の人はハンブルブラッキングをしている人で、嫌われやすい人なのです。
この話し方は、共感力が欠如している人がやりがちなのです。
なので「私は、たいしたことはしていないけれどすごいんです」みたいな自慢の仕方はやめるようにしましょう。
もしこの話し方をしてしまっているのでしたら、共感力を鍛えれば自然と直りますので、共感力を鍛えるようにしましょう。
ヒポクラシー
ヒポクラシーとは?
ヒポクラシーというのは,英語でHypocrisy(偽善)という意味です。
ここでの偽善というのは、「言っていること」と「やっていること」が違う人のことになります。
例えばこのような会話です。
このように、言っていることとやっていることが違う、裏表のある人というのは嫌われてしまう人の特徴なのです。
他にも、自分ができないことを引き受けてしまった結果、結果が出せなかった時には相手の人に「なんで引き受けたんだよ」というように悪い印象を与えてしまうことになってしまいますので、「できないのに引き受ける」ということもやめるようにしましょう。
もしできないことを引き受けてしまった場合には、遠慮せずにできる人に頼るようにしましょう。
ハブリス
ハブリスとは?
ハブリスというのは、「傲慢」「人を見下す」という意味で、他人との比較を使った自慢のことです。
人間は他人を下げて自分を上げて見せる人に対して敵意を持つ傾向があるのです。
例えばこのような会話です。
このように、自分よりも下の人を比較対象に使って、自分を上に見せている人が嫌われる話し方のハブリスです。
どうせ自慢するのであれば、ストレートに「結構頑張ったおかげて努力が報われて稼げてるんだ」というように言った方が印象を下げることがなくすみます。
この話し方も意外と気づかないうちにやっていることが多い話し方になりますので、自慢をするタイミングがあった場合、他人と比較しないということを心がけるようにしましょう。
バックハンドコンプリメント
バックハンドコンプリメントとは?
バックハンドコンプリメントというのは、「信憑性のない褒め殺し」のことです。
明らかに思っていないことを言ってきたり、心がこもっていないことが透けて見えるようなお世辞や、上から目線の褒め方をする人は要注意です。
例えばこのような会話です。
「何がダメなの?」と思う人もいらっしゃると思いますが、よくよく考えてみてください。
仕事ができるかどうかは、たいして年齢は関係ないですし、捉え方によっては「若いから仕事ができないと思っていたけど、まだ思っていたよりできた」と捉えることができます。
他にも、簡単な英語で自己紹介したときに、「すごい!ネイティブじゃん!」というように思ってもないことを言ってくるような人が、バックハンドコンプリメントをしている人なのです。
だからと言って褒めることはダメなことではありません。
バックハンドコンプリメントをしてしまう人は、褒め方が下手なだけで、いい人間関係が取れるような人は褒めることが上手という違いなので、もし褒め殺しをしてしまっていると心当たりのある人は、上手な褒め方を身につけるようにしましょう。
おすすめの本
「人間関係」についてもっと知りたい人は、こちらもおすすめです。