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【大人でも子供でも可】簡単に集中力を高める方法

男性

集中力を身につけたい!

高い集中力を身につけたいと思う人は多いと思います。

しかし、どれだけ集中する方法を知っていたとしても、とある習慣ができていないと最大限に集中力を発揮させることはできません。

そのとある習慣とは「判断や決断を減らす習慣」です。

つまり、脳を無駄に使わずに判断や決断ができるようになれば、集中力を無駄に低下させることがなくなるのです。

ですので今回は、習慣で集中力を身につける方法についてご紹介していきたいと思います。

この記事でわかること

  • 習慣で集中力を身につける方法

この記事を読むべき人

  • 集中力を高めたい人
  • 集中力を高める習慣を作りたい人

では,早速ですが本題に入っていきたいと思います。

習慣化すれば集中力を発揮しなくなる

トップアスリートと呼ばれている人たちは,習慣化の仕組みをうまく取り入れているのです。

トップアスリートの人は、素人にはできるようなものではない高度な動作を、幼い頃からの練習によって瞬間的に判断できるのです。

例えばサッカーの試合で、素人からすると理解できないような場所にパスを出してボールを繋げたりすることがありますが、パスを出した選手は皆さんが思っている以上に特に意識して行っておらず、長年の経験により体が反射的に動いている場合がほとんどなのです。

トップアスリートの脳を調べたデータによりますと、いずれのプレー中も前頭葉はあまり活動しておらず、主に働いているのは小脳で体は反射的に動かしているだけだったのです。

ポイント

つまり、脳は習慣化によって、その習慣に沿った形に変化していくことがわかっているのです。

これは集中力に関しても同様で、高い集中力を発揮しなければできなかった作業も、習慣化することで集中せずに処理できるようになります。

つまり、習慣化によって無駄に脳を使わずに済むのです。

難しい作業を常に集中して取り組んでいるように見える人がいたりしますが、その人からするとその作業が習慣化された行動なので、皆さんが思っている以上に集中していないのです。

日常生活で集中力を作り出す

ポイント

物事を選択する時に使うエネルギーと集中するときに使うエネルギーは同じなので、選択する数が多く、迷いの数が多ければ多いほど無駄にエネルギーを消費してしまいます

ですので、日々の生活の中で選択する場面が少なければ少ないほど集中力は上がるのです。

有名な話で言いますと、スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグは、公の場に出るときはいつも同じ服装を選んで「服装を選ぶのに迷って無駄に脳を使う」ということを避けていたのです。

このように、日常生活において無駄な迷いによって脳を使用してしまうということは多いと思いますので、集中力を発揮させたいのであれば「選択」、「迷い」の数を減らすようにしましょう。

集中力が維持する部屋にする

学生の方ならよく、テスト期間になったら部屋の掃除を始めてしまうというように、本来やらなければいけないことがあるのに関係のないことを始めてしまうことがあると思いますが、これは心理学の世界で「セルフ・ハンディ・キャッピング」と呼ばれる現象になります。

やらなければいけないことの前に「違う作業」へ一時避難し、自分にハンディキャップを課すことで、無意識に失敗した時の言い訳を準備しようとしているのです。

ポイント

このようなことを回避するためには、部屋から不必要なものを減らしておくことと、やらなければいけないことに関する道具を常に用意しておくことが基本になります。

なので普段から片付けをする習慣を身につけて、「違う作業」をやってしまうのを防ぐようにしましょう。

また、片付けができないのであれば、思い切って不必要だと思うものは捨てるようにしましょう。

何かに集中しようと思うよりも、「他のことをしない」ことが集中力を上げる1番の方法のです。

このように明確な目標を持てば持つほど、集中力はその目的の達成のために使われるようになるのです。

なので大事なのは、目に入る場所にあるというだけで、それが集中力を奪う罠になるということを知るということです。

何があなたの集中力を奪っているのかを理解すれば、それを回避する方法がわかるようになるでしょう。

おすすめの本

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