人間関係を良くしたい!
- 学校・職場でなかなかうまく人間関係がいかない
- 周りの人との人間関係を悪くしたくない
- どこに行ってもいい人間関係を築くことができない
このように感じたことはないでしょうか?
日常会話で他人と仲良く会話したいとか、嫌われたくないと思うレベルでしたら、余程なことをしない限り普通に喋っていれば問題を抱えることはありません。
ですがコミュニケーション能力がない人の多くは、自分をすごく見せようとしたり、「自分はコミュニケーションを取る価値がある」とアピールをする時に、やってはいけない行動を多くやってしまい、それが人間関係が悪くなるきっかけになってしまうのです。
ですので今回は、人間関係を悪くしてしまう危険な行動を5つご紹介していきたいと思います。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
ネームドロッピング
ネームドロッピングとは?
「ネームドロッピング」とは、有名人や権力者の名前を持ち出して、知り合いかのように語る(振る舞う)事です。
実は、自分の地位を上げるために有名な人の名前を使っていると思われるのはデメリットが大きいのです。
ですので初対面の状態でネームドロッピングをやってしまいますと、第一印象が悪い状態でスタートしてしまうわけです。
友達の間で「この前あの有名人に会って会話した」などの話をするのは全然構いませんが、初対面や関係が浅い人との会話でネームドロッピングをするのはやめるようにしましょう。
自分視点
自分自身の独自の考え方を話すというのは、他人に「この人よく考えているな」と思わすこともできるので大切なのですが、自分視点の言葉を語るときは相手の視点もしっかりと聞かなければいけません。
なので自分の意見を言いたいときは、その分相手の意見も聞いてあげるようにしたりする工夫をしなければいけません。
自分の意見を言うだけ言って、相手の意見を聞こうとしなかったら「この人は自分視点でしか物事を見ていないんだ」と思われてしまい、嫌われてしまう可能性が高いのです。
皆さんが着ている服装について他人が「自分からするとその服装はイケてない」と言われたら、少なからず良い気持ちにはならないと思います。
ハブリス
おそらくほとんどの方は聞いたことのない言葉で頭に「?」が浮かんでいるでしょう。
ハブリスとは?
ハブリスとは
- 傲慢
- 人を見下す
という意味で、他人との比較を使った自慢のことです。
あなたの友人に、年収が1000万円を超えた友人がいるとします。
年収が1000万円を超えた友人は、あなたに自慢をしてきました。
友人
年収が1000万円超えたよ!
あなたは普通に「おめでとう」と感じたり、「すごい!」と感じるでしょう。
では、このような場合はどのように感じるでしょうか?
友人
友人Aは年収300万円ぐらいだけれど、おれは年収1000万円以上だよ。
少なくともいい気分にはならないと思います。
特に、友人Aの部分があなたにとっての大親友だった場合は、怒りすら感じるかもしれません。
どうせ自慢をするのなら、比較をせずにストレートに自慢をした方が印象は下げずに済むのです。
「別に私はやっていない」と思っていても、このような危険な行動の恐ろしいところは、気づかないうちにやっているところです。
なので「私はやってないからいい」ではなく「今までやったことがあったかもしれないから、これから気をつけよう」と考えるようにしましょう。
そうでなければいつまで経っても悪い行動をとっていることに気がつかないまま嫌われていってしまいます。
ファビング
ファビングとは?
ファビングというのは、会話中にスマホを見る行為のことを言います。
英語の「phone」と「snubbing(冷遇)」の二つを組み合わせた造語になります。
これは、スマホの画面を見ながら会話したりするだけでなく、会話中にスマホをチラッと見るだけでもダメなのです。
実際に行われた研究ではこのようなことがわかっています。
「別に私は会話中にスマホを見られても何も感じない」と思う人はいます。
ですが、少なからず良い印象を与えることはなく、悪い印象を与えてしまう可能性がありますので、会話中にスマホを触るのはやめるようにしましょう。
デマンドウィズドロー
このデマンドウィズドローは、最も人間関係、特に恋愛関係を崩壊させるコミュニケーションパターンなのです。
デマンドウィズドローとは?
デマンドウィズドローというのは、相手が言ってきた不平や不満を受け止めずに、話を逸らしたり沈黙で済まそうとするような行為のことです。
何かしらの問題が起きたときは、なるべく早めにキャッチしたり、問題が小さい間に相手の話を聞いてあげるということをするだけで、相手側に「私自身で解決できることがあるのではないか?」と考えられるようになるのです。
ですので基本的に小さな不満でも「そこまで聞かなくてもいい」と思われるぐらい聞いてあげることによって関係は良くなりますので、面倒だからと言って相手の問題を話を逸らしたり、沈黙で済まそうとするデマンドウィズドローをするのはやめるようにしましょう。
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