恋愛依存症にならないために、予防しておきたい!
今回は、恋愛依存症の予防策についてご紹介していきたいと思います。
恋愛依存症になってしまいそうと感じている人は、今から対策すれば遅くありませんので予防策を知っておきましょう。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
目次
恋愛依存の予防
恋愛依存につきましては色々な記事でご紹介してきましたが、恋愛依存を予防することができれば恋愛依存について悩まなくていいわけです。
ですが恋愛依存の予防策なんてわからないと多いますので、ご紹介していきたいと思います。
自分を客観視する
恋愛依存症の予防には、まず症状やリスクの評価を行うということが最初のステップになります。
恋愛依存症になっている人のほとんどは自分が恋愛依存症になっているということに気がついていないのです。
愛着スタイルの改善・他人の失敗から学ぶ
愛着スタイルに関しましては上記にあります恋愛依存についての記事二つを読んでいただきますとわかりますので省略させていただきます。
恋愛依存の予防プログラムというのがあるのですが、予防プログラムには完全な愛着スタイルを促進するためのカウンセリングが含まれているケースが多いのです。
このような場合は、患者さんの恋愛をロールプレイやドラマを使って再現をして、依存的な恋愛がいい人間関係にダメージを与えるというように、他のところで依存的な恋愛をすると損をするということを客観的にわからせていくやり方がとられたりします。
出会いがない人は?
そもそも出会いがなくて恋愛なんてしていない人でも予防をやった方がいいの?と思うかもしれませんが、出会いがない人ほど先にやった方がいいのです。
自分が恋愛依存位なる前に他人の恋愛などの失敗を見ないと、気づくことができないのです。
恋愛依存になってしまってからですと、失敗した恋愛をしていてもそれが普通と感じたり、自分を正当化しようとしたりして失敗に気づくことができませんので、先に予防をするということは大切なのです。
恋愛とは?
そもそも恋愛依存症ということでご紹介してきましたが、どこからが恋愛なのかよくわからないという人もいると思いますので説明していきたいと思います。
恋愛とは?
恋愛とは、お互いに代わりがいるのに一緒にいることを選ぶことなのです。
結局恋愛依存の人というのは、ある意味一途なのです。
「私のニーズを満たすことができるのは、唯一の特定の人間だけだ」という受動思考が働いているのです。
世の中に男性も女性もたくさんいます。
そして恋愛というのは代わりがたくさんいます。
お互いが代わりがいる関係なのに二人が一緒にいるということを決めるから恋愛は美しいものです。
このように代わりがいるのに自分を選んでくれたというような感覚で、お互いに感謝しあっていかなければいけないのですが、恋愛依存の人はそれが理解できていないのです。
ですので恋愛依存の人に、このような思考に気づかせてあげるということが大事なのです。
皆さんは恋愛をしている時に
- 自分にはあの子しかいない
- このチャンスを逃してしまったらいい恋愛ができない
このように考えたことはありませんか?
このような思考は、恋愛依存症の入口なのです。
ですので恋愛相手というのは、一度ともにしたパートナーだけではなく、他にもたくさんいるということを理解しておきましょう。
男性の恋愛依存について
少し恋愛依存についての話をしますと、男性の依存と女性の依存は少し違うのです。
男性の方が恋愛に関して依存傾向が強くて、自分の時間や生活を強く求めるのですが、恋人や異性の友人を心の支えにしているのです。
例
例えば、自分の生活のために必死で働いてお金を稼いでいるのに、女性のために使ってしまったりするなど、自分の生活や時間を求める割に女性には弱いというように、男の方が恋愛依存度は高いのです。
さらに、男子の方が女性の頼み事に応じやすいのです。
これは説明をしなくてもわかると思いますが、女の子に頼み事をされるとすぐに引き受けてしまったり、女性の頼み事に対して自己犠牲的な精神を男性は持ちやすいのです。
男の自己犠牲というのは、何かしらの見返りを求めることが多いのです。
男は、自分を犠牲にして女の子の頼み事に応じるのですが、男性の自己犠牲の背景には全員が見返りを求めるわけではないのですが、基本的には独占欲があるのです。
女性の恋愛依存について
こちらに関しては理解できると思いますので、説明は省かせていただきます。
このような傾向を持つ女性は恋愛依存になりやすい可能性があります。
一人でいることに抵抗がない女性などは、恋愛依存になりにくい場合もありますが、一緒にいることの幸せを知ってしまうと、恋愛依存に陥ってしまうという可能性もあると思います。
恋愛依存のタイプと対処法
日本の大谷大学が2017年に行った116人の女子大生を集めて行なった研究で
- それぞれの失恋経験
- 失恋からの立ち直り
- 恋愛依存度
これらを測定してそれぞれの相関関係を調べました。
その結果、恋愛依存には大きく分けて2つのタイプがあるということがわかりました。
恋人中心型タイプ
恋人中心型タイプとは?
恋人中心型タイプとは、恋人にひたすら合わせるタイプです。
相手にひたすら合わせて、自分が下になって都合のいい女・男になってしまう恋人中心型が一つ目です。
恋愛不安型
恋愛不安型とは?
恋愛不安型タイプというのは、恋人からの愛情が少しでも欠けていると思うと、パニックになってしまうというタイプになります。
このように恋愛依存というのは全く違う2種類があるのです。
このようなタイプの人たちが失恋した時に、大きく分けて3つの行動パターンがあるということがわかりました。
未練型
未練型とは?
失恋後にも未練が残っているので連絡を取ろうとしたり、過去の思い出の場所に一人で出かけたり、二人で過ごした楽しい時間を思い出すというような未練を引きずってしまう行動を取るタイプになります。
肯定的解釈型
肯定的解釈型とは?
失恋が成長に役立ったというように考えるタイプです。
よく好きな人に振られたから、ダイエットして痩せて見返してやるというような方がいますが、そのような人たちです。
否定的解釈型
否定的解釈型とは?
これは、悪口などをいうタイプです。
例えば、男性がよくやりがちなのですが、美女に振られた時にその美女に対して「見た目はいいけど性格が悪い」というように、自分のプライドを守ろうとするのです。
よく美人は性格が悪いというように言われたりするのですが、あれは男の無駄なプライドのせいなのです。
実際に科学的には美人の方が性格がいいということが示唆されています。
上記のようにこの3つのパターンがあります。
特に恋愛依存傾向が高い人ほど、未練型の対策を使うということがわかっているので、失恋をした後に相手に連絡をしたり、思い出の場所に出かけてしまったりする人ほど恋愛依存になりやすいのです。
逆に、否定的や肯定的な解釈をする人は、あまり恋愛依存にならない傾向があるということがわかっているのです。
失恋からの立ち直りについて
失恋から立ち直れない人と立ち直れる人がいますが、この違いは何なのでしょうか?
ご紹介していきます。
ソーシャルサポート
周りに恋愛相談や話ができる友人がいるかどうかが立ち直りを早くしてくれるのです。
恋愛依存とまではいかないけれど、立ち直りを早くしたいのであれば、恋愛の話を乗ってくれるような友人を作っておくことが大切です。
おすすめの本
「恋愛」についてもっと知りたい人は、こちらもおすすめです。