恋愛 科学

【モテる行動】簡単にカッコよく・可愛くなる方法

男性

容姿をよくしたい!

皆さんは自分の容姿に自信がありますでしょうか?

自分をよく見せるために整形をしたり、SNSで加工をした写真を投稿したりする人がいるかと思いますが、整形の場合ならお金がかかってしまい、加工の自撮りをSNSに投稿した場合、幸福度が下がったりするのです。

ですので今回は、お金をかけずに簡単にできる自分の容姿をよく見せる方法について、とある研究を参考にご紹介していきたいと思います。

この記事でわかること

  • 費用をかけずに容姿をよくする方法
  • 容姿が交際相手の親に与える影響について

この記事を読むべき人

  • 容姿をよくしたい人
  • 恋人の親に会う人

では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。

自分を良く見せる

皆さんの周りに自分をよく見せようとしている人はいませんか?

例えば、職場で上司からの評価を上げるために自分自身を偽って良く見せようとしたり、イケメン・美女を捕まえるために自分をいいように見せていたり、色々な場面で自分をよく見せようとする人がいると思います。

男性

よくないのですか?

自分をよく見せるような行動は、他の人を出し抜こうとしているように見えるのです。

博士

では、自分をよく見せたいけれど相手からひんしゅくを買いたくない場合、どのようにすればイケメン・美女に見られて、さらに人から好かれると思いますか?

実は、皆さんがとある行動をとると、その行動をとらない場合に比べてイケメン・美女に見えるということがわかっており、この効果が結構大きいのです。

とある行動」とはいったいなんなのでしょうか?

一度考えてみてください。

結論

結論から先にご紹介したいと思います。

結論

イケメン・美女に見られる行動は、寛大な行動です。

寛大とは?

寛大とは、簡単に言いますと心が広いということです。

ですので寛大な行動というのは、すぐに他人を責めたりするのではなく、優しく心が広いと思われるような行動です。

この寛大な行動とをするだけで、実は見た目の評価が上がるのです。

ポイント

例えば、あなたが人に親切にしているところを周りの人に見られたとすると、見ていた人たちが「あなたの顔についてイケメン、または美女だと思うか」ということを評価した場合と、あなたが寛大なことをしないで見た目の評価をされた場合、同じ顔でも寛大なことをした後の方が顔の評価が上がるのです。

これは、親切なことをしてあげた相手からの評価が上がるのではなくて、親切にしているところを見ていた相手に対して顔の評価が上がるのです。

親切や寛大さというのは、過去の先行研究でもメリットが非常に多いのです。

その他のメリット

例えば、ボランティアなどの奉仕活動を行なっている人ほど

  • メンタルが安定している
  • 人生における幸福度が高い
  • 健康で寿命が長い

このようなデータが過去の研究で出ているのです。

では、本題の顔がよく見られる寛大な行動についての研究をご紹介していきたいと思います。

イケメンは性格がいい?

アメリカのペンシルベニア大学が行った研究になります。

この研究チームが考えた問題について説明していきたいと思います。

博士

美人・イケメンを見たとき、仕事ができそうだったり、性格が良さそうと思いませんか?

性格はわからないですが、仕事はできそうに感じることはあります。

男性

ポイント

人間というのは、何かが良いとそれにつられてしまって他の性質もいいのだろうと考えるのです。

あなたの職場に新入社員が入社してきたとします。

その新入社員が、英語を流暢に喋れたら「仕事ができそう」と思いませんか?

職種にもよりますが、英語ができることと仕事ができることは関係がないのに、一つ「いいな」と思うようなところがあると、他の部分もすごいのではないかと思ってしまうのです。

心理学の世界ではこの現象をハロー効果と言います。

ハロー効果とは?

ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象のことをハロー効果といいます。

男性

では、「イケメンだから性格が良さそう」と感じるのであれば、その逆の「性格が良いからイケメンに見える」ということはあり得るということですか?

その通りです。

美女・イケメン=「性格が良い」というように、見た目がいいことが性格が良いという判断につながるのであれば、この逆があってもおかしくないのです。

博士

つまり、見た目がいいから性格が良いのではなく、性格が良いというイメージが先にあれば、それに引っ張られて外見の評価も上がるのではないか?というのが、ペンシルベニア大学が考えた問題意識なのです。

研究内容

性格によって本当に外見が良くなるのかということを調べるために、思春期後期の青年〜高齢者までを54年間かけて調べたデータセットを使用しました。

全員の外見的、身体的な魅力を第三者の視点でチェックをして、それがボランティア活動の多さと相関しているのかということを調べるということを行いました。

ボランティアをしているという情報を相手が知っているから評価が上がっているだけなのではないの?という考え方があるので、そうならないようにするために、身体的な写真に写っている人がボランティアをしているかどうかを伏せた状態で色々な人に見せて、その人の身体的な魅力を採点してもらうのです。

研究結果

この結果、若者でも高齢者でも、ボランティアをしている人の方がルックスが高い評価を得られるということがわかったのです。

つまり、みんなが知らないところで他人に親切をしたり、誰にも見られないところで普段からボランティア活動をすることによって、我々はなぜか外見が良くなっていくのです。

実際に寛大さと魅力の間には双方向の関係が確認されたのです。

つまり、ルックスがいい人ほど優しい行動を取る可能性が高く、優しい行動を取る人ほど、ルックスが良くなる傾向があるということです。

人間の魅力というのは、表情の作り方や、喋り方などの色々なものが外見的な魅力に影響を与えているのです。

そしてこの中に、他人への寛大な行動を取るというものが入っていたというのがこの研究でわかったのです。

娘の交際相手の魅力は重要

男性

結婚をする時などの挨拶では、「外見重視」でいくのか「内面重視」でいくべきなのか、どちらが印象がいいのでしょうか?

交際相手の魅力に関する研究をが紹介します。

博士

母親が結婚相手に求めるのは、身体的な魅力であり、父親が重視するのは性格的な魅力であることが、新しい研究で明らかになりました。

しかし、父親も母親も、交際相手には性格の良し悪しにかかわらず、最低限の身体的魅力を期待しているようです。

ポイント

研究を調べてみると、ほぼすべての研究が、親と子にとっての特徴の重要性を自己申告で評価したものであることがわかりました。

また、身体的魅力は、親にとって子よりも重要度が低いと一貫して評価されていることがわかりました。

研究者たちは、進化論に基づいて、遺伝子の質の良さの指標としての身体的魅力は、親が意識的に思っている以上に重要であるかもしれないと考えました。

研究内容

そこで研究者たちは、実験的手法を用いて、男性の身体的魅力と性格的特徴の両方を操作し、女性とその父親の両方にとっての重要性を調べることにしました。

この研究では、86人の父親とその娘が、非常に魅力的な男性、中程度に魅力的な男性、魅力的でない男性の写真を見て評価しました。

これらの男性の魅力度は、あらかじめ2つの女性サンプルによって決定されていました。

また、それぞれの写真には、信頼できる、知的である、尊敬できる、野心的であるなど、さまざまなレベルの望ましい特性を記述した3つの性格特性プロファイルのうちの1つを組み合わせました。

これらの特徴的なプロフィールの魅力度は、あらかじめ決められていました。

身体的な魅力

研究者たちは、女性とその父親の両方が、最も望ましい特性を持つ男性を好む傾向があることを発見しました。

身体的に魅力のない男性は、最も魅力的な性格特性を持っていても、非常に魅力的な男性や中程度に魅力的な男性よりも好ましいとは評価されませんでした

ポイント

パートナーの肉体的な魅力は、子供にとっても親にとっても、意識的に思っている以上に重要である可能性があるのです。

私たちは、自分の好みを自己申告しようとしても、必ずしも正確に申告しているわけではありません。

実験結果によると、娘も父親も、男性の性格的特徴は身体的魅力よりも重要であると考えていますが、私たちがパートナー候補を選ぶ際には、身体的魅力の方が性格的特徴よりも大きな役割を果たすことがわかりました。

意見の不一致

また、研究者らは、娘と父親が最良の伴侶について同意する割合は約48%であることを発見しました。

また、娘と父親の意見が一致しなかった場合、娘は身体的に魅力的な男性を選ぶ傾向にあり、父親は性格的に優れた男性を選ぶ傾向にありました

つまり、「性格も容姿も大切」というわけです。

おすすめの本

「モテ」についてもっと知りたい人は、こちらもおすすめです。

-恋愛, 科学
-, ,