何をするにしても自信をもてない・・・
皆さんは自信がありますでしょうか?
なかなか自分に自信を持っている人って少ないのではないかと思います。
ですので今回は、そんな自信がない人のために、自信がない人がやるべきことについて3つご紹介していきたいと思います。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
目次
なぜ自信を求めるのか
一つ質問なのですが、皆さんが「自信がないな」と感じる時ってどのような時ですか?
一度考えてみてください。
もし自分に自信があったら大抵の人が
- コミュニケーションがもっと上手くいく
- 仕事がもっと上手くいく
- 恋愛がもっと上手くいく
このように自分の抱えている問題が解決できるというように思っているから自信を求めるのです。
自信がある人であろうとない人であろうと、仕事はできる人はできますし、できない人はできないのです。
コミュニケーションに至っては、自信がある人の方がコミュニケーションを取るのが下手で、自分がコミュニケーションで失敗したり相手に嫌な気分を与えているということを認識していないのです。
つまり、自信があるというのはコミュニケーションにおいては鈍感なのです。
自信はなくてもいい
実は、自信というものはなくてもいいのです。
このような最低限の自信を作ることによって、自分のことをちゃんと認めてあげるということをすると、自分をきちんと見れるわけですので現実逃避をしないで自分のことが理解できるのです。
さらに、万が一自信を持っていたとしても上記で少し説明した通り問題は解決しないのです。
自信というのは遺伝子で決まってしまう場合が多く、変えることが難しいので、無駄に自信を下げない方法についてご紹介していきたいと思います。
運動によるボディーイメージの改善
我々が自信を持って行動できるかどうか自分を受け入れられるかどうかという研究はいろいろあります。
自信満々で傲慢になることはないのですが、自分を受け入れるということをするために一番簡単なのは、運動することによってボディーイメージを変えるという、自分を受け入れることができるようになるぐらいのレベルにまで運動することが大切です。
瞑想による受動思考キャッチ
「瞑想をするのはいいと聞くけれど、よくわからない」という方が多いと思います。
例
例えば、勉強している時に注意がそれてしまって、気がついたら携帯を触っていた経験があると思います。
このような気づかないうちに注意がそれていたということが瞑想をすることによって無くなってくるのです。
自分に自信が持てない人やネガティブ思考な人も、瞑想をすることによって効果が見られるのです。
瞑想をすることによって、否定的な言葉を投げつけようとしている自分が見れるようになって、止めることができるのです。
ですので瞑想を取り入れてみるのもいいでしょう。
セルフコンパッション
あまり聞きなれない言葉だと思いますが、セルフコンパッションというのは、自分対する思いやりや優しさです。
我々は自分のことを責めてもあまりいいことがないということがわかっているのです。
例えば、学生を対象にした研究で、テスト前にダラダラしてしまって勉強をあまりしないでテストの成績が良くなかった学生が
- 自分のことを責めた場合
- 良くなかったテストの結果を見て自分に対して優しい言葉をかけながら、次頑張ろうという言葉を投げかけた場合
この2つに分けて調べた結果、自分を責めたグループは前回よりもテストの成績が悪くなってしまったのです。
よく自分に厳しい人がいますが、あれは基準を厳しく設定する、または自分をコントロールするために自分の意識を保つということをしているのです。
つまり自分に厳しい人は、自分を責めている人ではないのです。
セルフコンパッション
セルフコンパッションに関しまして色々な方法があるのですが、一番簡単な方法は自分に対して言葉を投げるときに、自分と同じ状況になっている大切な人がいたとしたら、その人になんて声をかけるかということを考えてください。
おそらくほとんどの人は大切な人が何かしら失敗している時に声をかける場合「大丈夫だよ」や、「人間なんだから失敗はあるよ」というように、フォローをする声かけをすると思います。
その言葉を自分にかけることができるようになればいいのです。
これがセルフコンパッションになります。
自信を持つことは悪いことでもある
あなたは、自分の能力に100%の自信を持っていたのに、見事に失敗してしまったことはありませんか?
クイーンズ・クラブでの1回戦で2012年以来の敗退を喫した世界ランキング1位のテニスプレーヤー、アンディ・マレーは、「自信過剰」が敗因になったのではないかとほのめかしました。
マレーは、早々に敗退したことを振り返り、次のように述べています。
マレー
大会に勝つことは素晴らしいことで、終わった後は気分が良いものですが、試合前の1週間は自分のゲームが良い状態にあると思い込み、少しリラックスしてしまうこともあります。
成功が自信を生み、成功によって得られた自信がパフォーマンスにプラスの影響を与えることは、通常、疑いの余地がありません。
しかし、最近では、この自信とパフォーマンスの関係の後半部分が疑われています。
自信があるからこその弊害もある。
バンゴー大学のエリートパフォーマンス心理学研究所では、自信とパフォーマンスの関係を徹底的に調査しています。
では、自信を持つことで得られるメリットとデメリットは何でしょうか。
自信とパフォーマンス
まず、自信のなさ(何らかの自信喪失)がもたらす可能性のある結果について見てみましょう。
ある研究では、参加者に1分間、連続して縄跳びをしてもらいました。
その後、より難しいロープを使って(実際には同じ種類のロープを使って)、同じ課題を繰り返すように指示されました。
その結果、自信は失われましたが、パフォーマンスは向上しました。
この場合、自信をなくすことは非常に有益です。
次に、自信過剰の役割について考えてみましょう。
自信過剰になると、努力する必要性を感じなくなることがよくあります。
例えば、自信のある学生が次の試験のために勉強量を減らすことを考えてみてください。
自信の誤算(自分が実際よりも優れていると信じること)は、その後のタスクのパフォーマンスに悪影響を及ぼします。
自分の能力を過信することは無意識のうちに行われているようですが、これは今後も続くでしょう。
幸いなことに、長期的に見れば、自信過剰の長所(星に手を伸ばすこと)は短所(タスクの失敗)をはるかに上回っているようです。
しかし、自信の誤算は、過去の業績に関する重要な情報が無視されたり、入手できなかったりした場合に起こりやすくなります。
このような場合、人は自分の能力を過小評価するのではなく、過大評価する傾向があります。
おすすめの本
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