速読について学びたい!
皆さんは読書をしますでしょうか?
読書をする時に使えるテクニックといえば「速読」というものがあります。
名前の通り、速く読むテクニックです。
この速読をしようとして、ただ単に速く本を読む人がいますが、それは間違っているのです。
実は科学的に根拠のある、使うことのできる速読というのはないのです。
そもそも速読と言いますが、読書スピードというのは何で決まるのでしょうか?
この疑問について説明していきたいと思います。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
目次
学習塾で習う
お子さんに早いうちから読解力を身につけてあげるためには、実際に体験するのが一番の近道です。
しかし、以下のような疑問があるかもしれません。
- どのような場所で習えばいいの?
- 読解力を鍛えることのできる習い事はあるの?
- 子供が安心して通えるの?
- 本当に読解力が身につくの?
このように疑問を感じた方には、小中高の学習塾『Z-NETSCHOOL』がおすすめです。
【Z-NETSCHOOL】とは?
『Z-NETSCHOOL』は、主に「読解力」「速読力」を身につけることができる学習塾です。
そんな「読解力」「速読力」を身につけるための『脳科学トレーニング』を導入している塾が『Z-NETSCHOOL』なのです。
その他にも、『Z-NETSCHOOL』には以下のような特徴があります。
- 速読聴英語トレーニングで、リスニング力、長文読解力を育ることができる。
- オンラインコースなら、全国どこからでも受講できる。
- 『初めての塾選び』や『塾替え』に適している。
- 地域に密着した教育情報(受験情報)を知ることのできる。
- 子どもの適性に基づく、幅広い親身な進路指導が好評。
- 苦手を克服し、テストの点数を上げることができる。
このように、さまざまなメリットがありますので、速読だけではなく、読解力も一緒に鍛えたいのであれば、学習塾を利用するのも一つの手でしょう。
読書と速読について
ただ単に本に書いてある文字を読むということはできると思います。
そして、その文字を速く読むこともできると思います。
ですが、早く読むことを意識したり、ただ単に文字を読むことに意識を向けると、本の内容というのは頭に入ってきません。
ほとんどの速読はこのように文章を理解せずにただ単に速く読んでいるだけなのです。
では、読書スピードは人によって違いますが、何によって読書スピードが決まるのかをご紹介していきたいと思います。
魔法のような速読はあるの?
現在も速読に関しまして、フォトリーディングというのは非常に支持者が多いと言われているのですが、このテクニックの正当性に関しての実験が行われているのでそちらをご紹介していきます。
フォトリーディングの研究
1999年にオールドドミニオン大学が150人の男女を対象にRCTを行いました。
このうち、半分の人たちにフォトリーディングのレクチャーを行ない、その上で読書スピードにどれぐらい差が出るのかということを調べたのです。
文章の理解力に関しても、本を読む時間に関しましても、フォトリーディングには優位さが出ていなかったのです。
では、この本を読むスピードというのは何で決まるのかということについての研究がありますので、そちらをご紹介していきたいと思います。
読書スピードは何で決まるの?
2010年にオハイオ州立大学が行った研究になります。
先に結論から言ってしまいます。
オハイオ州立大学が135人の遺伝子が同じの双子の一卵性双生児と、179人の遺伝子が違う双子の二卵性双生児を対象に、読書スキルがどこまで遺伝子に左右されるのかということを調べました。
この研究の結果、3つのことがわかったのです。
つまり皆さんの読書スピードの75%は生まれた瞬間に決まっていますので、生まれてから本を読むのが速い人もいれば遅い人もいるのです。
もし、遺伝で読書スピードが速い人がいたとすると、読書スピードが遅い人がその人に読書スピードを勝つために特訓しても、75%は遺伝で決まってしまっているので勝つことはできないのです。
ですので、我々が速読をしようと思った場合、遺伝子以外の部分で読書のスピードを決めているところを伸ばすしかないのです。
では残り25%を伸ばせば読書スピードは伸びるのですが、その25%はなんなのでしょうか?
ご紹介していきます。
スキミング
スキミングとは?
本を読んでいるときに自分にとって大事なところはどこなのかを素早く見つける能力をスキミングと言います。
言葉を繋げて文章を作るテクニック
言葉を操る能力のことです。
この二つが高ければ速読の能力は高まるかもしれないということが、2016年にカルフォルニア大学が文献レビューを行い、速読は可能なのかということを調べました。
この文献レビューの結果をご紹介したいと思います。
目の動きや周辺視野は読書に使う時間の約10%ほどしか関与していない
目の動きを速くしたり、周辺視野で文字を捉えられるような訓練をしたところで10%ぐらいしか読書に影響を与えられないのです。
言葉を認識して意味がある文章としてつなげていく能力が速読において最も重要なのです。
ではどうすればこの能力は鍛えられるのでしょうか?
「たくさん本を読んでいけば、勝手に読むのが早くなる」というのが結論です。
非常にシンプルな答えです。
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