普段からよく超加工食品を食べているけれど、どのように健康に影響するのかな?
みなさんが絶対に食べたことのあるであろう「超加工食品」。
超加工食品はすぐに食べることができる上、美味しいので食べてしまいがちです。
ですが、何も考えずに超加工食品ばかりを食べていると、将来的に後悔してしまう可能性があります。
ですので今回は、超加工食品の危険性についてご紹介していきたいと思います。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
超加工食品の例
そもそも超加工食品とは、どのような食べ物のことを言うのか分からない人もいらっしゃると思いますので、少しご紹介します。
超加工食品とは?
超加工食品とは「糖分や脂肪、塩分を多く含む加工済みの食品。硬化油、添加糖、香味料、乳化剤、保存料など添加物を加え、工業的な過程を経て作られる、常温で保存できたり、日持ちを良くしてある食品」のことをいいます。
みなさんが知っている食べ物で言いますと
- スナック菓子
- 菓子パン
- カップ麺
- アイスクリーム
- ピザ
- ケーキ
- クッキー
- 加工肉
などなどです。
普段から「朝は基本的に菓子パンを食べる」と言う人もいらっしゃると思います。
ですが、それは危険かもしれません。
では、超加工食品にはどのような影響があるのかをご紹介していきたいと思います。
死亡リスクの向上
一方でイギリスでは超加工食品が食事の50%以上を占めており、「超加工食品の消費量は過去数十年で大幅に増加している」と研究チームは述べています。
貧困や喫煙、飲酒、肥満、低学歴、運動不足、家庭環境といった死亡リスクの増大に関わる項目の影響を除外した後でも、超加工食品の摂取量増加と死亡リスクの増大は明確に認められました。
今回の研究結果はあくまでも超加工食品と死亡リスクの間に関連があることが判明しただけであり、両者の因果関係についてはわかっていません。
超加工食品の摂取量は社会の不均衡を反映しています。
たとえば、低所得であったり低学歴であったり、1人暮らしであったりすれば超加工食品の消費量が増える傾向にあります。
糖尿病リスクの向上
こちらもフランスのパリ大学の研究で、研究チームは2009から2019年の間に、平均年齢43歳の約10万5,000人のフランス人の食事記録を調べました。
また、超加工食品を多く食べている人は、喫煙、肥満、運動不足が多い傾向があり、脂肪の多い肉や加工肉の摂取量が多く、全粒穀物、野菜、果物の摂取量が少ない傾向があることも分かりました。
肥満リスクの向上
アメリカの研究によって、超加工食品は肥満のリスクを高めることがわかっています。
これらのことから、超加工食品は健康に良くないということがわかると思います。
この先健康的でいたいのであれば、極力超加工食品は口にしないように心がけるといいでしょう。
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