私が知らない日焼け止めの事実って何かあるかな?
- 水に強い?
- ブロードスペクトラム?
- SPF100?
自分の肌や健康に最適な日焼け止めを知るにはどうしたらいいでしょうか?
日焼け止めは「日焼け対策」以外にも、美肌のために使用することが勧められていたりと、意外と知られていない事実があったりします。
そこで、日焼け止めを購入する際のポイントご紹介したいと思います。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
日焼け止めは最終手段
日焼け対策としては、日焼け止めは最後のステップにすべきことです。
しかし、他の要因も日焼け止めに大きな役割を果たしています。
また、紫外線から目を守るためにサングラスをかけること、太陽が低い位置にある早朝や午後遅くに外出を計画すること、外出前にUVインデックス(太陽の光の強さを示す指標)を確認することも推奨されています。
SPFは大きければいいわけではない
日焼け止め業界では、年々SPF値の高い製品が作られているようです。
SPFとは?
SPF(サンプロテクションファクター)とは、食品医薬品局(FDA)によると、特定の日焼け止めを塗った人がどれだけ日焼けせずに太陽を浴びることができるか、何の保護もせずにどれだけ太陽を浴びることができるかを示す指標です。
しかし、FDAはSPF50以上の日焼け止めを 「本質的に誤解を招くもの 」と呼んでいます。
適切に塗布されたSPF50の日焼け止めは、UVBと呼ばれる赤みや日焼けの原因となる太陽光の種類を98%ブロックし、SPF100の日焼け止めは99%ブロックします。
しかし、SPF値の高い日焼け止めは、その日焼け止めをつけた人が太陽の下でより多くの時間を過ごすことができると思われがちですが、実際はそうではありません。
また、SPFは肌を赤くしたり、火傷をさせたりするUVBを防ぐためのものです。
がん予防に頼ってはいけない
もちろん科学者たちは、日焼けが皮膚がんを引き起こすことを知っています。
では、日焼けから肌を守る日焼け止めは、がんを予防したり、そのリスクを下げたりするものではないのでしょうか?
実際のところ、FDA、米国国立がん研究所、国際がん研究機関などの公衆衛生団体は、日焼け止めだけですべての種類の皮膚がんの発生率を下げることができるという考えをデータが裏付けていないとしています。
しかし、もう一つの要因は、皮膚がんにつながるのは日焼けだけではないということかもしれません。
日焼け止めはUVAとUVBの両方を防ぐものですが、これらの製品はUVA光線に対する防御力が低いため、目に見えるUV-B光線によるダメージよりも先にUVA光線によるダメージが始まる可能性があるのです。
理想的なのは、両方の紫外線を同じような方法で防ぐことです。
日焼け対策以外の効果はない
日焼けは、太陽が肌にダメージを与える方法のひとつにすぎません。
しかし、太陽の下で肌が焼けなくても、肌がダメージを受ける可能性があります。
例えば、日焼け止めが十分にブロックできないことが多いUVA光線は、肌の奥深くまで浸透し、フリーラジカルを生成します。
UVA線をブロックするのに最適な成分は酸化亜鉛で、一部のサンスクリーンに使用されています。
ビタミンAの摂りすぎに注意
2017年の調査では、日焼け止めの14%近くが、パルミチン酸レチニルというビタミンAの一種を含んでいます。
この化合物は、肌の老化を防ぐために化粧品に添加されることが多いです。
しかし、この結果は人間では確認されていません。
パルミチン酸レチニルを含む製品は、避けるよう推奨されており、ヨーロッパの日焼け止めにはこの化合物が使用されていないことを指摘しています。
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