性格 科学

【お金持ち】成功者に共通する特徴3選

男性

成功する人の特徴ってなんだろう?

皆さんはお金を稼げるようになりたいですか?

お金に不自由なく生きていければ、欲しいものを買えますし、なにより心に余裕ができます。

ですがお金持ちになるにはそう簡単にはいきません。

簡単にお金持ちになれるのであれば、世界はお金持ちで溢れています。

一般的に多くのお金持ちの人というのは、何かしらのアイデアを形にしたり、リスクをとってお金を稼ぐということをしています。

ですので学歴や家柄とは関係なく成功する人も中にもいるわけです。

しかし、いきなりリスクを取るというのは難しいと思いますし、辛いです。

他には、アイデアを形にするというものですが、世界が驚くようなサービスを作成して形にするという稼ぎ方があります。

しかし、この方法でお金持ちになるには、リスクをとることより難しいと感じる人も多いと思います。

生まれ持った才能や能力で戦ったら天才の人には負けてしまいます。

普通の一般人でも努力することによってお金を稼ぐ能力が身につく方法があれば、リスクをとったりアイデアや才能がなくてもお金が稼げます。

では、「お金を稼ぐ能力を鍛える方法ってないの?」という話ですが、とある研究でお金を稼ぐ能力がある人の特徴3つが判明したので、そちらの方をご紹介していきたいと思います。

この3つの中の一つは鍛える事ができます。

この記事でわかること

  • 成功する人の共通点について
  • 自己コントロール能力について

この記事を読むべき人

  • 成功するためのスキルを身につけたい人
  • 将来成功したい人

では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。

成功する人の共通点

アメリカのニューヨーク州にあるユニオン大学が行った研究です。

研究内容

1258人のアメリカ人を対象に、全員にオンラインアンケートを行ない、以下の項目を調べました。

  • 年収
  • 学歴
  • 職業
  • 過去に何かしらの受賞経験があるのか
  • 現在の社会的な地位
  • 自己コントロール能力

そして、社会的に有名人になったり成功する人たちってどのような特徴を持っているのかということを色々なデータを参照にして調べました。

この結果、お金を稼ぎやすい人や社会的に地位を手に入れやすい人、有名になりやすい人たちには、共通点が3つあったのです

この3つの共通点のうち1つは一般の人が努力しても手に入れる事ができる能力だったのです。

この3つの共通点をご紹介していきます。

認知能力が高い

認知能力が高いとは?

簡単に言いますと、頭が良かったという事です。

もっと言いますと、IQが高かった・地頭が良かったという事です。

男性

「勉強ができる」とは違うのですか?

勉強ができるとは違います。

なので、「認知能力が高い」からと言って「勉強ができる」わけではありません。

博士

これは生まれつき頭が良かったのが理由で成功していますので、努力ではどうしようもないです。

親の教育レベルが高い

親の教育レベルとは?

親の教育レベルが高いというのは、親の学歴が良かったり、親が勉強をして学ぶことの重要さや学習環境を作ってくれるような基盤が親にあったかどうかということです。

男性

これも今からではどうしようもできませんね。

その通りです。

博士

ここまでの二つはなんとなくわかっているようなことですよね。

頭がいい人が成功しやすく、さらに親のレベルが高い人ほど成功しやすい。

両親が賢い大学だったのなら子供も同じように賢い大学に行くというような話です。

ですが、次の3つ目のポイントが大事です。

セルフコントロール能力が高い

どういうことかと言いますと、我慢する力のことです。

ポイント

衝動を抑制する力や、感情のアップダウンをコントロールする力など、自分の行動や感情をコントロールする力が高いというのが3つ目の条件だったのです。

全ての分析においてお金や社会的な成功などは、IQと両親の教育レベルで大きく関係していたが、これだけではなく、自分の行動や感情をコントロールする能力が高い人も同様に成功しているのです。

自制心を高める方法

自制心は、新しい言語やオペラの趣味のように、身につけられるものでしょうか?

それとも、ファッションセンスやジョークのコツのように、持っているか持っていないかの違いなのでしょうか?

心理学者のウォルター・ミッシェルが行った有名な「マシュマロ・テスト」の結果は、自制心は比較的安定しており、身につけることは可能だが、簡単には身につかないことを示唆しているようです。

研究内容

このテストでは,子どもたちは誰もいない部屋のテーブルに座り、次のような選択肢を与えられます。

すなわち、すぐにマシュマロを1個食べるか、実験者が別の部屋からマシュマロを持ってくるのを待つことができれば、代わりに2個食べるかです。

ほとんどの子供はこれを当然のことと考え、マシュマロを2個もらうのを待つことを選びます。

本当のテストは待つことです。

マシュマロを味わうまで、最長で15分間、子どもたちは部屋に一人で残されます。

ポイント

目の前のおいしいお菓子を食べずにいられる時間は子どもによってさまざまですが、待つ時間が長ければ長いほど、社会的にも情緒的にも、そして学業面でも、その後の人生で有利になることがわかりました。

他のテストでも同じようなパターンが見られます。

子供の頃に自制心を高めた人は、大人になってからも健康で裕福であり、法を守ることができるのです。

自制心の強い子供

ミッシェル氏自身も、自制心の強い子どもたちは、歌を歌ってマシュマロから目をそらしたり、マシュマロを食べられないふわふわした雲だと想像して距離を置いたりするなど、学習可能なさまざまな戦略を使っていたと強調しています。

あまり楽観的ではない見方としては、気をそらすのが得意な子どもは、「もともと自制心が強いため、目の前の甘いものに固執することなく、気をそらすための思考や行動を起こすことができたのではないか?」と考えられています。

ミッシェル氏は、このような戦略を教えれば、子どもたちがより長く待つようになることを発見しましたが、このような実験的介入が、実験室の外で子どもたちの自発的な自制行動を変えるという証拠はありません。

新しい研究によると、自制心は、社会的な力がその学習を促すのであれば、学ぶことができるのかもしれません。

ポイント

研究者と研究者の同僚は、新しい研究で、子供たちは、自分と同じような人が自制心を持っていると信じれば、自制心を持つようになることを発見しました。

みんながやっていること

自制心を高めることには大きな関心が寄せられていますが、そのためのトレーニング方法については、今のところあまり成功していません。

一般的なアプローチは、自制心を支える実行機能と呼ばれる認知的プロセスを対象としています。

研究者たちは、子どもたちにこれらのプロセスを活性化する練習をさせています。

訓練によって、同じような課題ではある程度の改善が見られますが、訓練していない他の課題や結果には一般化しないのが普通です。

自制心のトレーニングの重要な目標は、強化されたスキルを実世界の状況に移行できるようにすることですから、これは大きな問題です。

研究者と同僚は、グループの影響が鍵になるのではないかと考えました。

集団の価値観や規範などの社会的プロセスを活用することで、自制心のスキル開発に幅広い影響を与えることができるのではないかと考えたのです。

そこで研究者たちは、集団行動が子どもの自制心に影響を与えるかどうかを検証する研究を計画しました。

例えば、「緑のグループ」と言って、緑のTシャツを着せるなどです。

そして、そのグループがマシュマロを2個待つか待たないかを伝えました。

さらに、自分たちのグループ「内グループ」とは反対のことをする別のグループ「外グループ」についても伝えました。

このステップは、彼らが自分のグループへの帰属意識を高めるためのものです。

他の研究では、このような方法は、就学前の子どもや大人にも内集団への好意をもたらすことがわかっています。

ポイント

研究者たちは、「内集団のメンバーは待っていて、外集団のメンバーは待っていない」と言われた場合と、「内集団のメンバーは待っていなくて、外集団のメンバーは待っている」と言われた場合では、子どもたちは2個のマシュマロをより長く待つことがわかりました。

また、自分のグループのメンバーが待っていると言われた子供は、自分のグループの行動について何も知らされなかった他の子供よりも長持ちしました。

なぜ子どもたちはグループに従うのか。

内部統制への外部からの影響

今回の研究では、集団行動が子どもの自制心を伴う行動の動機となることを初めて明らかにしました。

集団と同一視することで、子どもは自制心を働かせ、さらには自制心を大切にするようになるのです。

これらの結果は、社会的な力が子どもの自制心に影響を与えるという、最近の、そして古典的な研究結果と一致しています。

ポイント

子供たちは、マシュマロを配る人が信頼できる人だと思えば、マシュマロ2個をより長く待ちます

また、子どもは他の人の自制心のある行動を手本にします。

乳児であっても、大人が自分の目標を何度も達成しようとしているのを見れば、目標達成のために長く努力するのです。

マシュマロ・テストやその他のテストが、その後の人生の結果を確実に予測するという事実と、自制心に対する社会的影響についてのこれらの知見とは、どのように折り合いがつくのでしょうか?

自制心は実は安定していないということでしょうか?

しかし、ある瞬間の行動が社会的影響を受けないということではありません。

幼い子供でも、状況に応じて基本的な自制心の傾向を調整し、節約することが不利になると節約しなくなります

また、社会的な影響は、時間の経過とともに、人が一般的に自制心を働かせる傾向を形成する役割を果たす可能性があります。

例えば、学校での成績を重視し、遊びに行く前に宿題を済ませるという自制心を持った仲間の中で育った子供がいたとします。

このような集団規範に触れることで、子供も同じように自制するようになるかもしれません。

これは、自制心の練習をすればするほど、自制心を発揮しやすくなるという考え方です。

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