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【立ち直り方】過去を引きずる人の特徴5選

男性/悩み

過去の失敗を引きずってしまう・・・

  • 数ヶ月前に仕事で大きいミスをしてしまったことが毎日頭から離れない
  • 失恋してしまいなかなか立ち直れない

このように何か失敗した時に、その失敗が頭から離れなくて引きずってしまうことはないでしょうか?

皆さんも経験あると思うのですが、引きずってしまいがちな性格の人でも何かに集中している時は、引きずってしまうことを忘れていたという経験はないでしょうか?

そもそも立ち直りが遅い人というのは、引きずってしまっていることを考えたくないと考えてしまうので、反対に考えてしまうのです。

ですので今回は、立ち直りが遅くて引きずってしまう性格の人ために、立ち直りに関係している意外な特徴についてご紹介していきたいと思います。

この記事でわかること

  • 立ち直りが遅くなってしまう特徴について

この記事を読むべき人

  • 立ち直りが遅い人
  • 過去の失敗を引きずってしまう人

では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。

姿勢が悪い

ものすごく意外に感じると思いますが、「姿勢」と「立ち直り」は関係しているという研究がいくつかありますのでそのうちの1つをご紹介したいと思います。

研究内容

2015年にニュージーランドのオークランド大学が74人の男女を集めて行った研究です。

  • 前屈みの姿勢をとってもらったグループ
  • 背筋を伸ばした姿勢をとってもらったグループ

この2つのグループに分けて、面接のようなものを受けてもらい、その面接で意地悪な質問などを行いストレスを与えて、そのストレスに対してそれぞれのグループの体がどのように反応するのかを調べました。

研究結果

その結果、背筋を伸ばしながら面接を受けたグループは、情熱的で力強い態度で面接に臨むことができたのです。

一方で、前屈みの姿勢で面接を受けたグループは、恐怖心や敵対心が増し、あまりうまく話すことができない状態になってしまったのです。

つまり、立ち直りが早い人ほどストレスが与えられている状況下でいい姿勢をとって、自分の自尊心を維持しようとするのです。

こうすることによってネガティブな感情を減らしているので、ストレスがかかる状況下で姿勢がいい人は立ち直りが早くなるのです。

なので、ストレスがかかる状況下や辛い時ほど姿勢を正すということをやってみるといいでしょう。

過去を言い訳にする

過去の出来事で、辛いことや取り戻すことができない過去がいくらでもあると思います。

ポイント

ですが、重要なのは過去に対してこんな嫌なことがあった」ではなく、「嫌なことが起こらないように対策する言葉に言い換える」ことが大切なのです。

例えば、失敗してしまったことがあるとすると、それをただの失敗で終わらすのではなくて、「次このような状況になって失敗しそうになったらこのような対策を取る」というように考えることが重要なのです。

過去に「詳細」と「対策」を付け足すことによって、自分の経験や学び、成長にすることができて、過去を言い訳にすることなく前に進んでいくことができるのです。

ずっと言い訳をして、過去の出来事から立ち直れない人は、過去の出来事を経験や学びに変えることができていませんので、立ち直りを早くして自分の成長に繋げたいのであれば、過去の出来事に対しての対策を考えるといいでしょう。

未来を心配しすぎ

「立ち直り」というのは過去のことから立ち直って「次は大丈夫」というように考えることができるのが普通なのですが、立ち直りが遅い人というのは、過去が解決すると次は未来に対する不安にさいなまれるのです。

例えば、過去に失恋してしまったけれど立ち直ることができた場合、失恋を乗り越えた経験を生かして、何がダメだったのかを考えて次の恋愛に挑めばいいにも関わらず、立ち直りが遅い人は次の恋愛をしようとしないのです。

なぜなら、「過去に恋愛で辛い思いをしたから、もう一度あんな経験はしたくない」と考えてしまうのです。

つまり、立ち直りが遅い人は立ち直れたと思っても乗り越えれていないのです。

過去から目を背けた結果、未来の不安に囚われている状況になってしまうのです。

この結果、未来のことに集中して、目の前のことに集中することができないので本来の力が発揮されず、結局他のことで失敗してしまうということになってしまったりするのです。

なので立ち直りが遅い人は、過去に囚われずに今に集中するようにしましょう。

やり方を変えない

自分の考え方や行動を変えられない人は、立ち直りが遅いのです。

自分の行動や考え方を変えると、脳はそれに適応します。

ポイント

つまり、過去や未来などの不安を乗り越えて、自分の脳を現在に最適化することによって初めて立ち直ることができるわけです。

ですので新しいことを始めたときや、仕事がうまくいかない時などは、あえて新しいやり方を試してみたり、新しい人間関係を作ったりして脳を変化させることで立ち直りを早くすることができるのです。

過去に囚われるのではなくて、新しく適応しなければいけない場所を見つけることがポイントになります。

現状に満足していなかったり、立ち直りたいけど立ち直れないことがある人は、考え方や行動を変えてみましょう。

人生の目的がない

皆さんは「人生の目的はありますか?」と尋ねられた場合答えることができますでしょうか?

多くの人は「え?」というように詰まってしまうのではないでしょうか。

ポイント

実は、人生の目的があるかないかでは、肉体的にも精神的にも立ち直るスピードが変わるのです。

人生の目的や生きがいの感覚を強く持っている人は、そうでない人に比べて死亡率が1/5も少ないというデータがあるのです。

単純に考えますと、人生の目的を持っていない人は、持っている人に比べて5倍も死亡しやすいわけです。

人生の目的は持っているだけで、何か失敗したり落ち込むようなことがあったときに、「前に進まなければいけない」という感覚を強く持てるようになるのです。

なので人生の目的がない人は、大きい目的ではなくていいのでとりあえず目的を作ってみるといいでしょう。

目的を持つことにより、なりたい自分になれるかもしれません。

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