朝にやらない方がいいことってなんなのだろう?
皆さんは朝目覚めたら初めに何をするでしょうか?
- 携帯を触る
- 二度寝をする
- お風呂に入る
など色々な朝の行動があると思います。
実は、朝の行動というのは非常に大切で、我々の1日がどれぐらい充実するかどうかは朝の行動で決まります。
もう少し詳しく言いますと、朝の行動によってもたらされるネガティブなストレスの影響で1日の行動が決まってしまうのです。
例
例えば、朝起きてから何かしらの嫌なことが起きた時、1日中イライラしてしまうということがあるように、朝に受けてしまったストレスは1日中引きずりやすいのです。
では反対に、朝に達成感のある行動を取ったりすると1日のストレスレベルが減るので
ですので、1日のストレスレベルを激増させてしまって、1日を無駄にしてしまうような朝の行動を知れば1日を無駄にしなくて済みます。
ですので今回は、朝やってしまうと悪影響なことを5つご紹介したいと思います。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
ネガティブなストレス予想
どういうことか分かりにくいと思いますので、仕事を例に説明したいと思います。
例
- 今日来客するお客さん面倒臭そう
- 嫌な仕事が入っている
- 今日は仕事をするメンバーが少ないから大変
- 苦手な人と仕事をしなければいけない
このように、今日自分が
- どれぐらいストレスを受けてしまうのか
- どれぐらい嫌なことが起きるのか
このようなことを朝に考えることが、ネガティブなストレス予想で、この行動が最悪なのです。
なぜこの「ネガティブなストレス予想」がよくない行動なのかは、アメリカのペンシルベニア州立大学の研究で判明しているのです。
なので朝起きた時に「今日はストレスが多そうな1日だな」ということを考えるだけで実際に朝ストレスを感じることが起ころうが起こらまいが、皆さんの脳にあるワーキングメモリという性能が激減してしまうのです。
ワーキングメモリとは?
ワーキングメモリというのは、作業や動作に必要な情報を一時的に記憶・処理する能力です。
起きてすぐのコーヒー
カフェインを摂ることが出来るから飲んでもいいのではないのですか?
実際にその通りで、カフェインは午前中に摂った方がいいのですが、摂るタイミングが重要なのです。
朝起きてからすぐのコーヒーはあまり意味がないどころか、逆効果になってしまう可能性があるのです。
なので、朝起きてからコーヒーを飲むのであれば、コルチゾールの分泌が終わる起床後60分から(理想は90分から)飲むといいでしょう。
タンパク質の少ない朝食
もし朝食を抜いているという方は、昼食でタンパク質の少ない料理を食べない方がいいのです。
なぜですか?
タンパク質が少ない食事を1食目に食べてしまいますと、糖質や脂質への欲求が高まってしまう可能性が高いからです。
朝に高タンパクな食事をすると、その日は砂糖や脂肪分などを求めなくなり、ダイエットに繋がったりするのです。
ダイエットなんてする必要のない方や、普段から糖質や脂質をあまり摂取しない人はタンパク質が少ない食事でも構いません。
電車通勤・長時間の通勤
こちらに関しましては、都合上しかたのない人も多いと思いますので、無理に変える必要はありませんが、一応電車通勤や長時間の通勤にはよくない影響がありますのでご紹介します。
電車通勤をやめたい場合のベストな方法は、自転車通勤にすることです。
ですので電車通勤や車での通勤をやめて自転車通勤にできるのであれば、自転車通勤にした方が良いでしょう。
簡単な仕事
例
例えば、メールの返信や掃除などの、あまり頭を使わない仕事(作業)です。
重要な仕事や困難な仕事などの少し脳に負荷を与えるストレスを抱えるような作業は、「朝にやるべき」か「夕方にやるべき」かを調べた研究があります。
その研究によると、HPA軸というストレスレベルなどをコントロールしてストレスに対処するための準備を行ってくれる機能があるのですが、このHPA軸は朝の間はきちんと働くのですが、夜になればなるほどうまく働かなくなってしまうのです。
ですので、朝に簡単な作業をしてしまいますと非常にもったいないのです。
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