浮気をしてしまった・・・
皆さんは浮気をされたこと、した事がありますか?
もちろん浮気というのは良くない行為です。
実際に浮気をしてしまっている人や、浮気されているから浮気相手との関係を切ろうとしているけれど、関係を切ったら何かしらの嫌がらせをされてしまいそうで怖いという風に感じている方もいると思います。
こうなってしまうと、相手との関係をなかなか切る事ができないし、このまま関係を保ち続けるのも嫌だという風になってしまいます。
もしあなたが新婚ならば、さらに浮気に気をつけなければいけません。
「新婚で浮気なんてするの?」と思う方もいると思いますが、実際に新婚夫婦のうちの5%は、相手の不倫を経験していて、さらにこの5%のうちのほとんどが女性が原因なのです。
ですので新婚夫婦というのは、約5%の確率で不倫や浮気に見舞われる可能性が高いのです。
5%と聞くと低いと思うかもしれませんが、この5%は浮気や不倫がバレているものだけですので、ばれていないものを含めると、もっと不倫や浮気をする割合は高いと思います。
このように浮気や不倫のように、人間なら誰しも失敗はあると思います。
ですので今回は、浮気をしてしまった時にどのようにすれば浮気を許してもらえるのか、どうしてしまうと関係が壊れるのかというのを、とある研究を参考にご紹介したいと思います。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
目次
関係が壊れてしまう浮気のバレ方
2001年に、ペンシルベニア州立大学が浮気された事がある人と浮気した事がある人を募集し、集まった115人とその関係者にインタビューを行ない、どのように浮気がバレた場合にもっとも男女関係や人間関係が壊れてしまうのかということを調べました。
つまり、一番ヤバイ浮気のバレ方と、一番許してもらえる浮気のバレ方を調べたのです。
この研究の結果、面白い事が分かったのでランキング形式でご紹介していきたいと思います。
自分から白状
すごくストレートですが、関係が壊れてしまう可能性が十分にあるのです。
相手から浮気のことを聞かれて白状
相手に「浮気してるでしょ?」と聞かれた時に素直に言うのも良くないというわけです。
第4位と第3位はまだ関係の壊れ具合は軽いです。
次の第2位から危険になってきます。
浮気現場をみられる
よくある例としましては、仕事が早く終わって家に帰ったら、自分の恋人が浮気相手を家に呼んでいたところを鉢合わせしてしまうという風なものです。
わたし的にはこの浮気の現場を見られるのが第1位な感じがしますが、まだ上があるのです。
第三者に浮気を知らされる
「あなたの旦那さん浮気していましたよ」という風に、第三者から浮気を知らされるのは、もっとも関係性が壊れてしまう浮気のバレ方だったのです。
こちらにつきましては、後ほど解説したいと思います。
許される確率が高い浮気のバレ方
許される確率が高い浮気のバレ方は、上記で紹介した、関係が壊れてしまう浮気のバレ方の順位を反対にしたものです。
もし浮気をしてしまって相手との関係を崩さずに許してもらいたいのであれば、相手が気付く前に自分から白状する方がいいのです。
自分から白状した方が浮気を許してもらいやすいのは、まだわかると思います。
そして相手から詰め寄られて素直に謝るのも嘘をついていないのでわかります。
しかし、浮気の現場を見られるよりも第三者から浮気を知らされる方がなぜ関係性が崩れるのでしょうか?
イメージ的には浮気の現場を見られる方が浮気されている方のショックも大きいように思います。
ですが第三者に浮気を知らされる方が関係が崩れてしまう理由というのがきちんとあるのです。
浮気現場を目撃したり、相手が白状したりするのは、浮気関係が赤らみになっているのは2人だけの間の関係なのです。
ところが、第三者から知らされると、浮気そのもののショック以外にも、自分が浮気されているので大切にされていないという事が周りに知られてしまったというような、他人が自分の屈辱的な事実を知っているというところの悪影響がかなり大きいというのが示唆されているのです。
浮気は心の問題ではなく社会の問題
恋愛、浮気、離婚の問題は、決して心の中だけの問題ではありません。
人間の恋愛を理解するために、科学者たちは鳥類の恋愛関係に目を向けました。
人間と同じように、ほとんどの鳥類は異性の心をつかむために入念な求愛を行い、また、多くの場合、オスとメスが一緒に子育てをする家族で暮らしています。
また、鳥類は浮気や離婚が多いと言われています。
では、なぜ鳥類(人間もそうだが)はパートナーと離婚し、家族を捨てて新しい恋人を探すのでしょうか?
希少性に価値があることは言うまでもありません。
オスがメスよりも多い集団では、多くの求婚者の中から理想の相手を選ぶことができるメスが有利であり、メスが多い集団では、希少なオスが優位に立ちます。
メスが多すぎると、男女の運が逆転します。
独身のオスが少なすぎて、メスは子孫を残したい人に譲らなければならないからです。
ケントチドリの場合、オスの数がメスを上回っているため、メスは求婚者の選択肢の多さに圧倒されてしまうのです。
オスにとっては、数少ない女性のために必死に戦わなければならないので、バラ色の世界ではありません。
競争の激しい環境で新たに交尾するメスを探すのにどれだけの労力がかかるかを考えると、オスは子孫を残して生き残るように世話をしたいと思うかもしれません。
このように、オスが子供の世話をすることは、メスにとっては優しい相手を利用する機会となるため、新しい夫を探してその夫とも繁殖するのである。
ペアになるか、浮気するか、離婚するか
つまり、鳥類の場合、性競争の勝者と敗者を決めるのは社会環境であり、人間もそのように見えるのです。
しかし、鳥類の男女比の違いがどのようにして生まれるのかは、まだ完全には解明されていません。
しかし、ペアリングをしたからといって、このような男女の愛憎関係が終わるわけではなく、浮気者は多くの動物種で見られます。
ペアボンディングと同様、浮気も社会環境に影響されます。
例
例えば、オス鳥が多すぎると、メス鳥が同じパートナーに固執する間に浮気率が高まりますが、メリットもあります。
メスは、既存のペアボンディングとは少し離れたところで、追加の相手を求めることで、子供の生存率を高めることができます。
また、子孫を大切にしてくれるオスと交尾しながら、そのオスとの間にできた子が父親の魅力的な資質を受け継ぐことを期待して、新たな交尾相手を求めて気晴らしをするというのも、メスの最適な戦略と言えるでしょう。
しかし、すべての動物が浮気をしなければならないというわけではありません。
子孫を何年も育てる必要がある長寿の動物の場合、同じ相手をキープして再び繁殖するのが最良の戦略かもしれません。
長期的に見れば、親は生産的な協力関係を築き、子孫の数や質を高めることができます。
例
例えば、ガチョウやオウム、猛禽類の多くは生涯にわたって交尾をしますが、科学者たちは、見知らぬ人との短い性交渉のためにうまくいっている関係を壊すよりも、交尾相手と一緒にいる方が子孫のため(そして親自身のため)になると考えています。
しかし、何年も連れ添うことは危険なことです。
今までの仲間にしがみついていると、新しい仲間の可能性を逃してしまうかもしれません。
オスが多ければメスも浮気をしますが、メスが多すぎると関係が完全に壊れてしまうのです。
鳥類では、関係を壊すときに先手を打つのはオスであることが多く、メスが多い集団では離婚率が高いと言われています。
このように、浮気や関係解消が正しい選択であるかどうかは、社会環境によって異なるようです。
科学者たちは、鳥類の家族生活から学ぶことで、恋愛行動の進化的なルーツの一部を発見し、人間では倫理的に不可能な実験を、全く異なる生態系を使って実施しています。
おすすめの本
「浮気」について、もっと知りたい人はこちらもおすすめです。