小さなミスをなくしたい・・・
皆さんは小さなミスをした事がありますでしょうか?
学生の時に、テストの答えをわかっているのに書き間違えたり、簡単な計算ミスをしたなどの経験はあるのではないでしょうか?
特に社会人になりますと、小さなミスが大きなミスに変わってしまったり、テストとは違って周りの人に迷惑をかけてしまったり、怒られてしまったりするということもあります。
できることなら何度も繰り返してしまう不必要な小さなミスをなくしたいと誰もが思うはずです。
実は我々人間は、とあるものを見ることによって手先の器用さがアップしてミスが減ったり、注意力がアップして今までは気付かなかったことや大きなミスをしてしまう前の兆候、小さいミスに気づく事ができるようになったり、物事を観察する能力が最適化されて仕事の容量が良くなったりする効果を得られるのです。
ですので今回は、意外な方法で注意力・観察力・不器用さなどを改善する方法を調べた研究がありますのでご紹介していきたいと思います。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
動物の赤ちゃんを見ることによる効果
この研究では、動物の赤ちゃんの画像を見せることによって「手先の器用さ・注意力・観察力がアップするのか?」ということをそれぞれ調べました。
一つずつご紹介していきたいと思います。
手先の器用さ
つまり、可愛い動物の赤ちゃんの画像を見てから作業を行うと、手先の器用さがアップして、作業を終わらせる時間も早くなっていたという事がわかったのです。
観察力
つまり、動物の赤ちゃんの画像を見ることによって、細かい部分に目が行き届くようにるのです。
注意力
なぜ可愛い画像を見るだけで集中力や観察力、手先の器用さが上がるのですか?
それは感情がポジティブになるからです。
これが、赤ちゃんの動物などの可愛い画像を見ることによって引き起こされているのではないか?と言われているのです。
失敗した時の最善の対処法
失敗は人生の一部であり、私たちは毎日のように失敗します。
私たちはどのように対処すればよいのでしょうか?
学者や主流のメディアは、単純な解決策を提示しがちです。
このような自己防衛的な考えは、たいていの場合、気分を良くします。
そして、次のステップに進むことができます。
しかし、一般的な常識はパズルの一部を失っているのではないでしょうか?
ネガティブな感情を捨て去ることで、同じ過ちを繰り返す可能性は低くなるのでしょうか?
痛みを感じる
不快なものであっても、人が負の感情を抱くのには理由があります。
人類の進化と生存に重要な役割を果たしているのです。
ネガティブな感情は、体や環境、人間関係などに何か問題があることを示し、注意を促すものです。
では、失敗したときのネガティブな感情に目を向けることで、自分を改善しようと考えるようになり、やがては実際に改善することができるのでしょうか?
この疑問を検証するために、研究者たちは一連の実験を行いました。
実験では、「2段階パラダイム」と呼ばれる手法を用いました。
書面での回答にも、いくつかの重要な違いが見られました。
すべての失敗は同じではない
失敗したときの感情に注目することで、異なる思考や行動を引き起こすことができるようです。
おそらく、失敗したときの気分の悪さを反省することで、二度とそのような思いをしたくないという気持ちになるのでしょう。
しかし、この改善策は、本来の仕事とは関係のない他の仕事にも応用できるのでしょうか?
この疑問を検証するために、研究者たちは2つ目のプレゼントのシナリオにバリエーションを加えました。
参加者に、手頃な価格の本を探せというのではなく(本来の課題のように価格検索を伴う)、友人が好きそうな本を探せというのだ。
この場合、最初の課題で感情や思考に注目していたかどうかは関係なく、最適なプレゼントを探すために同じような時間を費やしました。
2回目の課題が、失敗した最初の課題とある程度似ている場合にのみ、改善が起こるようです。
「失敗を感じる」ことは良いことでもありますが、それが傷になることに変わりはありません。
人は失敗した後、本能的に理性的になったり、自己防衛的な考えを持つ傾向があるのには理由があります。
大小の失敗のたびに、どれだけ嫌な思いをしたかに注目していては、衰弱してしまいます。
そこで、どの失敗を改善し、どの失敗から身を守るかを決めるのは、自分自身なのです。
外国の街で道を間違えたとか、友人とのパーティに遅れたとか、一過性の出来事や取るに足らない失敗は、最良の候補者にはならないのは明らかです(だからこそ、「Don't sweat the small stuff(小さいことにくよくよするな)」という言葉があるのです)。
しかし、仕事で新しい役割を果たすためのタスクなど、将来直面することがわかっていることに失敗した場合は、一旦立ち止まってその痛みを感じてください。
そして、その痛みを改善につなげます。
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