身近に怒りっぽい人がいて困らされるし、このままこの人と付き合っていても大丈夫だろうか?
このように感じたことはありませんでしょうか?
よく怒る人ってなかなか厄介で困りますし、場合によっては気を遣わなければいけなくて大変ですよね。
特に職場に怒りやすい人がいた場合、理不尽に怒られたりもします。
ですので今回は、怒りっぽい人はなぜ厄介で、怒りっぽい人と関わるとどのような被害を被ってしまうのかということをご紹介していきたいと思います。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
すぐ怒る人は自分を賢いと考えている
ポーランドのワルシャワ大学の科学者であるあるMarcin Zajenkowski(マーシン)氏らの研究チームが行った「怒りやすさ」と「頭の良さ」の関連についての研究で、「怒りやすい人は自分のことを実際よりも賢いと考えている」ということが判明しましたので、この研究についてご紹介していきたいと思います。
さらに、主観のアンケートの結果を調べたあと、実際の知能テストを行い、本当にその人の主観と頭の良さが一致しているのかを調べた結果、実際の怒りやすさと、実際の知能には関係がありませんでした。
なので怒りっぽいからといって頭がいいわけでも悪いわけでもないですし、怒らないからといって頭がいいわけでもなく頭が悪いわけでもないのです。
つまりこの研究の結果をまとめますと、怒りやすさと頭の良さは関係ないのにも関わらず、怒りやすい人は自分のことを頭がいいと思い込んでいるだけの人なのです。
怒りっぽい人はナルシスト
自己愛というのは、自分のことばかり気にする人や、好き嫌いの激しい人、自分の非をなかなか認めようとしない人、言い訳ばかりする人など、簡単に言えば言葉の通り、自分のことが好きな人のことです。
ナルシストの人と関わることによっていろいろな被害を被ってしまいますので、ナルシストの人の特徴についてご紹介したいと思います。
自分の話ばかりする
聞いてもいないのにいきなり自慢話や自分語りをされたことはないでしょうか?
されたことのある人ならわかると思いますが、なかなか面倒ですよね。
時にはマウンティングもしてくる時もあります。
マウンティングとは?
マウンティングというのは、「自分の方が優位」と思いたいがゆえに、「私の方が他人よりも幸せである」と一方的に格付けし、自分の方が立場は上であると主張し、更にそれをアピールすることです。
このようなことをされますと、話を聞いている時間の無駄ですし、決していい気分にはなりませんし、ストレスの原因になってしまったりしますので、極力自慢話やマウンティングばかりしてくるような人が周りにいる場合は避けるようにしましょう。
話し合いができない
何かを決めなければいけない時やアイデアを出すときに、ナルシストな人がいるとなかなか厄介です。
他人の意見よりも自分の意見の方が正しいと思い込んでおり、自分の意見を否定されると怒ってきたりして面倒なことにもなりかねます。
ナルシストの人を怒らせてしまうといろいろと面倒になる可能性が高いので、話し合いをするときは気をつけるようにしましょう。
相手の責任にする
何かしらナルシストの人と揉め事になってしまいますと、ナルシストの人は「この揉め事の原因は全てお前にある」というように全責任を押し付けてきます。
ナルシストは、相手に罪悪感を抱かせるための手段を選ばないですし、真実とは異なること、つまり躊躇なく嘘をついたりするのです。
このような状況になってしまいますと、ナルシストは決して自分に非があるとは考えないので自ら謝罪をしてくることはありません。
ですので絶対にナルシストの人と揉め事を起こさないようにしましょう。
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