睡眠 科学

【寝れない理由】毎日快適に寝る方法について

男性/悩み

最近、安眠することができていないな・・・

医師や健康管理の専門家が、夜の睡眠の重要性について語るのをよく耳にしますが、なぜ睡眠がそれほど重要なのでしょうか?

実は、睡眠はあなたが思っている以上に、あなたの健康と幸福に大きな役割を果たしているかもしれません。

睡眠を最適化するための習慣を継続的に実行することで、あらゆる面で健康が向上します。

そこで今回は、良質な睡眠をとるためのベストな方法や、体内に入れるものから心の落ち着かせ方まで、毎晩ぐっすり眠るための方法をご紹介します。

この記事でわかること

  • 安眠をするための秘訣について

この記事を読むべき人

  • 安眠したい人
  • 睡眠不足な人

では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。

マグネシウムのサプリメントを摂取する

マグネシウムはあまり意識されないミネラルですが、体の中で多くの役割を果たしており、細胞レベルで600以上の機能を持っています。

小さな栄養素ですが、不足すると大きな影響を及ぼします。

マグネシウムの効果

マグネシウムは、消化器系疾患など、睡眠を妨げるいくつかの症状をコントロールするのにも役立ちます。

うつ病対策や血圧の低下だけでなく、マグネシウムは質・量ともに良い睡眠につながります。

また、副交感神経系のホルモンや神経伝達物質を調整・活性化し、脳が休息に適したリラックス状態になるのを助けます。

男性/悩み

マグネシウムが不足すると、どうなるのですか?

マグネシウムが不足すると、ほとんどの場合、不眠症を引き起こしたり、悪化させたりします。

博士

メラトニンを食べることを考える

私たちの多くは、より良い睡眠を得るためにメラトニンのサプリメントを手にしていますが、食べ物から自然にメラトニンを摂取した方がより効果的かつ健康的であるかもしれません。

ポイント

天然のメラトニンを含む食品を眠る直前に食べると、より早く眠りにつき、よりぐっすりと眠ることができます。

アーモンドやクルミ、バナナなどは、手軽に食べられるメラトニンを多く含む食品の代表格です。

ベッドで過ごす時間を長くしすぎない

起床後に長居したり、寝る前にテレビを見たりしたくなっても、睡眠時間は1日の平均睡眠時間に近いものにしましょう。

睡眠に悩む人の多くは、より多くの睡眠を得ようとするために、睡眠時間を長くとりすぎてしまうそうです。

注意

しかし、すでに睡眠に悩んでいる人は、ベッドで過ごす時間を増やすと、睡眠時間よりも起きている時間が長くなるだけです。

そうなると、夜中に寝返りを打つことが増え、ベッドで起きていることに関連した心配事やストレス、不安が増えることになります。

夕方からのアルコール摂取を控える

男性/悩み

アルコールを摂取すると眠たくなるのですが、ダメなのですか?

アルコールには入眠を促す効果がありますが、夜になると睡眠が妨げられます。

博士

睡眠が妨げられる理由

これは、体内でアルコールが分解される際に、興奮作用が働くためです。

そのため、数杯のナイトキャップは、早く眠りにつくのに役立つかもしれませんが、夜間に目が覚めたり、夜遅くまで起きている時間が長くなったりする可能性があります。

男性/悩み

では、お酒は飲むのをやめた方がいいのですか?

禁酒をするのが一番ですが、無理に止める必要はありません。

博士

お酒が飲みたくなった場合

お酒が飲みたくなった場合、夕食時にワインやビールを1〜2杯程度のアルコール摂取にとどめ、最後の飲酒はできれば就寝の3〜4時間前までに済ませるようにしましょう。

体を動かす

運動は全身の健康に良いだけでなく、睡眠の健康にも良いのです。

男性/悩み

寝る前に運動をしても良いのですか?

寝る前の運動はやめた方がいいでしょう。

博士

運動をするタイミング

運動をするタイミングについては、体温の上昇と下降のタイミングから、寝る6時間前くらいに運動をするといいでしょう。

運動の内容は、軽い運動でも、ハードな運動でも、体を壊さない程度ならどのようなものでも構いません。

注意

しかし、就寝間近の激しい運動は、入眠を遅らせる可能性があるので、なるべく避けることをお勧めします。

関連記事

カフェインは就寝の12時間前まで

ポイント

平均的な人はカフェインを完全に代謝するのに約12時間かかります。

体内からカフェインを排出し、睡眠の妨げにならないようにするために、理想的な就寝時間の12時間前までにカフェインを摂取するのがベストです。

例えば、いつも朝6時に起きている人は、理想的な就寝時間は14〜16時間後、つまり午後8〜10時となります。

ブレインダンプを試す

一日の出来事を思い出したり、明日のことが気になったり、ToDoを整理しようとしたりして、眠れないことはありませんか?

実際に考えを書き出すことは、別の認知的プロセスを伴い、今夜ではなく明日のために考えを「ダンプ」することができます。

ポイント

枕元に簡単な日記やメモ帳を置いておけば、夜のうちに頭に浮かんだ素晴らしいアイデアや物事を明日に持ち越すことができます。

起床時間を一定にする

ポイント

夜の習慣とは関係ありませんが、寝不足でも毎日同じ時間に起床することで、体内時計を正常に保つことができます。

また、早く眠りにつき、長く眠り続け、より深い眠りを得られる可能性が高くなります。

起床時間を毎日1〜2時間ずつでも変えれば、体の動きを1〜2時間遅らせるのと同じ効果があります。

アロマテラピーを考える

香りやアロマは、これまでで最も話題になっていないスリーピングハックの1つです。

お香を焚いたり、ラベンダーを入れたディフューザーをつけたりすることで、気分を盛り上げ、心を落ち着かせて、リラックスして眠りやすくします。

眠り方を改善するために、自分の好きな香りで睡眠空間を満たす専用のスプレーを見つけるのも良いでしょう。

おすすめの本

「睡眠」についてもっと知りたい人は、こちらもおすすめです。

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