性格 科学

【会社での諦め】何を言っても無駄な人の特徴5選

男性/悩み

あの人には何度同じことを言っても聞いてくれない・・・

このように感じたことはないでしょうか?

何度も説得したり注意したりしているのに、いつになっても改善されないような、何を言っても無駄な人がいると思います。

非常に厄介ですよね。

ですので今回は、何を言っても無駄な人の特徴を5つご紹介したいと思います。

この5つの特徴のどれかに当てはまっていた場合、その人には何を言っても無駄だということになります。

皆さんの周りで何を言っても無駄な人がいる場合、その人に当てはまっているか考えてみてください。

この記事でわかること

  • 何を言っても無駄な人の特徴について

この記事を読むべき人

  • 何を言っても無駄な人の特徴を知りたい人
  • 身近に何を言っても無駄な人がいる人

では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。

同じことを4回以上説得したことがある人

4回以上説得しても意見を変えたり行動を変えたりしない人は、意見や行動を変える見込みがほとんどないということがアメリカのコーネル大学の研究で判明しているのです。

アメリカに、日本の2ちゃんねるのようなReddit(レディット)という掲示板サイトがあり、そこでもいろんな議論が闘われていて、たたく人がいたり擁護する人がいたりします。

その匿名性の高い、ある意味激しい中での議論を2年分集めて、どのような説得方法が相手の意見を変えやすいのかをコーネル大学が調べました。

研究結果

その結果4回やり取りして相手を説得できなかったら、そこから相手が意見を変える可能性は殆どないということがわかりました。

ですから、4回説得を試みても相手が意見を変えない場合というのは、意見を変える見込みはほぼゼロと考えて下さい。

その場合は諦めて下さい。

関連記事

人間関係の悩みについて知りたい人は、こちらもおすすめです

【ストレス】人間関係の悩みを解決する方法

続きを見る

フェイクニュースを信じやすい人

フェイクニュースとは?

フェイクニュースとは、真実ではない偽のニュースのことを言います。

このフェイクニュースを信じやすい人というのは、何を言っても無駄な人の可能性が高いのです。

こちらも研究で判明しており、1994年〜2015年度の間に出た様々なフェイクニュース及び、間違った情報を信じてしまっている人が、どうすればその人が間違っている情報を正すのかということを調べました。

研究結果

この研究の結果、相手が一旦してしまった思い込みを修正するのはほぼ不可能だということが分かったのです。

一応信じるけどなんか怪しい気がする」というように、疑いの目を向けれる人はいいのですが、テレビでやっていたから、新聞に載っていたからという理由だけですぐに信じてしまう人というのは何を言っても無駄な可能性が高いですので、諦めましょう。

自分で調べない人

これはよくいると思うのですが、自分で物事を調べようとしたりしなかったり、人から聞いた情報をそのままただ言うだけだったりする人というのは、良くも悪くも間違った情報を修正する機会がなくなってしまうのです。

こうなってしまいますと、自分が信じている情報と違うことを言われたときに、すぐに相手の言っていることを否定してしまって、「自分が間違えてるかもしればいから調べ直そう」というような発想になれないのです。

説得というのは、相手に「ちょっと考えてみよう」「ちょっと調べてみよう」と思わすことができてやっと説得になるのです。

そして本人が自分で調べてみて、自分が間違っていたということに気づけて、心の内側から納得できるということができない限りは、相手の意見は変わらないのです。

ポイント

つまり、相手の意見を変えるには、自分で調べさせるということが重要なのですが、自分で調べる癖がない人は、間違った情報を修正することができませんので、何を言っても無駄な人の可能性が高いのです。

よく動画投稿サイトのコメント欄などで、「〜ってなんですか?」というように聞いている人がいますが、そのような人は何を言っても無駄な人の可能性が高いです。

「〜ってなんですか?」と携帯でコメントを打つなら、今持っている携帯で自分で調べた方が圧倒的に速いはずです。

ですが、何を言っても無駄な人は自分で調べるという癖がありませんので、すぐに人を頼ってしまうのです。

なので、SNSなどのコメント欄で調べたら分かるようなことをコメントで質問している人がいたら、「調べる癖がない、何を言っても無駄な人だ」というように思っておくといいでしょう。

極端な言葉を使う人

実は、若い人でも歳をとっている人でも全く一緒なのですが

ポイント

  • 最悪
  • 最高
  • 絶対

などの極端な言葉を普段からよく使う人というのは、思考の柔軟性に欠けるということがわかっているのです。

もちろんテレビや解説の仕事をしている人が強調表現として使うことは構わないのですが、日常的に極端な言葉を使う人というのは思考の柔軟性が低く、思考の柔軟性が低いと意見を変えづらいのです。

極端な言葉を使う人は悪い人というわけではないのですが、もし説得したい人が極端な言葉ばかりを使う人だった場合は時間の無駄になる可能性がありますので、気をつけるようにしましょう。

カバートアグレッション

このカバートアグレッションの人は、何を言っても無駄どころか、会話をしないほうがいい相手になります。

カバートアグレッションとは?

カバートアグレッションというのは、「隠れた攻撃性」という意味で、他人を利用しようとする性格の人のことです。

カバートアグレッションの人が取る行動はこのようなものです。

カバートアグレッションの人がとる行動

  • はぐらかす
  • 問題をすり替える
  • 大事なことを伝えない(事の真相を秘密にしておく)
  • 相手の羞恥心を刺激する
  • 被害者を演じる
  • 人をそそのかす
  • 人のせいにする
  • 無視する
  • 無知・混乱を装う
  • 相手に怒りをぶつけてコントロールする
  • 脅す

もし皆さんの周りにこのような行動をとっている人がいた場合は、その人はカバートアグレッションの性質を持っている可能性が高いので気をつけたほうがいいでしょう。

ポイント

カバートアグレッションの人というのは最初はいい人に見えるのですが、仲良くなったらいろいろな情報を盗んで皆さんを利用しようとするのです。

なぜこのようなことをするのかと言いますと、自分が有利になりたいからです。

自分が他人をコントロールする側になりたいと考えているので、自分がちょっとでもコントロールされるかもしれないと感じた瞬間に、激昂したり、自分の意見を頑なに変えようとしなかったり、脅してきたりするのです。

なので皆さんの身近にいる人がカバートアグレッションの特性を持っている可能性がある場合は、その人を避けた方が身のためでしょう。

関連記事

人間関係に困っている人がやるべき習い事はこちら

【習い事】人間関係に良い影響を与える習い事について

続きを見る

相手を説得する方法

今まで何を言っても無駄な人の特徴について5つご紹介しましたが、このような人でももちろん説得を聞いてくれる可能性はあります。

ですが、説得を成功しやすくするための知識を持っておかなければいけませんので、少しご紹介したいと思います。

相手と違う言葉を使う

ポイント

相手が使う単語と違う単語を使うと相手が意見を変えやすくなるのです。

心理学の世界では、相手の言葉をそのまま使ったほうが共通点を見いだせて信頼感を築けると言いますが、この場合は違うということがわかっています。

実は、相手と違う言葉を使わないと相手はどんどん自分の意見に固執してしまうわけです。

なので説得したい場合には相手と違う言葉を使うといいでしょう。

例え話を使う

実は、例え話を多用すると説得力が上がるのです。

例え話を増やせば増やすほど相手の意見は変わりやすくなるということもわかっています。

ポイント

ですから、結論を言い切るだけで終わるのではなく、後ろの例え話を長く聞いてもらうためにも、短くスパッと結論を言うべきなのです。

例え話は、種類を豊富にストーリーを付けて感情的なワードも入れながら具体的な名前も出して話すと効果的です。

更には、例え話で説明した後にもう一度結論を言うのもいいです。

おすすめの本

「説得」についてもっと知りたい人は、こちらもおすすめです。

-性格, 科学
-,