あの人には何度同じことを言っても聞いてくれない・・・
このように感じたことはないでしょうか?
何度も説得したり注意したりしているのに、いつになっても改善されないような、何を言っても無駄な人がいると思います。
非常に厄介ですよね。
ですので今回は、何を言っても無駄な人の特徴を5つご紹介したいと思います。
この5つの特徴のどれかに当てはまっていた場合、その人には何を言っても無駄だということになります。
皆さんの周りで何を言っても無駄な人がいる場合、その人に当てはまっているか考えてみてください。
では、早速ですが本題に入っていきたいと思います。
目次
同じことを4回以上説得したことがある人
4回以上説得しても意見を変えたり行動を変えたりしない人は、意見や行動を変える見込みがほとんどないということがアメリカのコーネル大学の研究で判明しているのです。
アメリカに、日本の2ちゃんねるのようなReddit(レディット)という掲示板サイトがあり、そこでもいろんな議論が闘われていて、たたく人がいたり擁護する人がいたりします。
その匿名性の高い、ある意味激しい中での議論を2年分集めて、どのような説得方法が相手の意見を変えやすいのかをコーネル大学が調べました。
その場合は諦めて下さい。
フェイクニュースを信じやすい人
フェイクニュースとは?
フェイクニュースとは、真実ではない偽のニュースのことを言います。
このフェイクニュースを信じやすい人というのは、何を言っても無駄な人の可能性が高いのです。
こちらも研究で判明しており、1994年〜2015年度の間に出た様々なフェイクニュース及び、間違った情報を信じてしまっている人が、どうすればその人が間違っている情報を正すのかということを調べました。
「一応信じるけどなんか怪しい気がする」というように、疑いの目を向けれる人はいいのですが、テレビでやっていたから、新聞に載っていたからという理由だけですぐに信じてしまう人というのは何を言っても無駄な可能性が高いですので、諦めましょう。
自分で調べない人
これはよくいると思うのですが、自分で物事を調べようとしたりしなかったり、人から聞いた情報をそのままただ言うだけだったりする人というのは、良くも悪くも間違った情報を修正する機会がなくなってしまうのです。
こうなってしまいますと、自分が信じている情報と違うことを言われたときに、すぐに相手の言っていることを否定してしまって、「自分が間違えてるかもしればいから調べ直そう」というような発想になれないのです。
説得というのは、相手に「ちょっと考えてみよう」「ちょっと調べてみよう」と思わすことができてやっと説得になるのです。
そして本人が自分で調べてみて、自分が間違っていたということに気づけて、心の内側から納得できるということができない限りは、相手の意見は変わらないのです。
よく動画投稿サイトのコメント欄などで、「〜ってなんですか?」というように聞いている人がいますが、そのような人は何を言っても無駄な人の可能性が高いです。
「〜ってなんですか?」と携帯でコメントを打つなら、今持っている携帯で自分で調べた方が圧倒的に速いはずです。
ですが、何を言っても無駄な人は自分で調べるという癖がありませんので、すぐに人を頼ってしまうのです。
なので、SNSなどのコメント欄で調べたら分かるようなことをコメントで質問している人がいたら、「調べる癖がない、何を言っても無駄な人だ」というように思っておくといいでしょう。
極端な言葉を使う人
実は、若い人でも歳をとっている人でも全く一緒なのですが
もちろんテレビや解説の仕事をしている人が強調表現として使うことは構わないのですが、日常的に極端な言葉を使う人というのは思考の柔軟性が低く、思考の柔軟性が低いと意見を変えづらいのです。
極端な言葉を使う人は悪い人というわけではないのですが、もし説得したい人が極端な言葉ばかりを使う人だった場合は時間の無駄になる可能性がありますので、気をつけるようにしましょう。
カバートアグレッション
このカバートアグレッションの人は、何を言っても無駄どころか、会話をしないほうがいい相手になります。
カバートアグレッションとは?
カバートアグレッションというのは、「隠れた攻撃性」という意味で、他人を利用しようとする性格の人のことです。
カバートアグレッションの人が取る行動はこのようなものです。
もし皆さんの周りにこのような行動をとっている人がいた場合は、その人はカバートアグレッションの性質を持っている可能性が高いので気をつけたほうがいいでしょう。
自分が他人をコントロールする側になりたいと考えているので、自分がちょっとでもコントロールされるかもしれないと感じた瞬間に、激昂したり、自分の意見を頑なに変えようとしなかったり、脅してきたりするのです。
なので皆さんの身近にいる人がカバートアグレッションの特性を持っている可能性がある場合は、その人を避けた方が身のためでしょう。
相手を説得する方法
今まで何を言っても無駄な人の特徴について5つご紹介しましたが、このような人でももちろん説得を聞いてくれる可能性はあります。
ですが、説得を成功しやすくするための知識を持っておかなければいけませんので、少しご紹介したいと思います。
相手と違う言葉を使う
心理学の世界では、相手の言葉をそのまま使ったほうが共通点を見いだせて信頼感を築けると言いますが、この場合は違うということがわかっています。
実は、相手と違う言葉を使わないと相手はどんどん自分の意見に固執してしまうわけです。
なので説得したい場合には相手と違う言葉を使うといいでしょう。
例え話を使う
実は、例え話を多用すると説得力が上がるのです。
例え話を増やせば増やすほど相手の意見は変わりやすくなるということもわかっています。
更には、例え話で説明した後にもう一度結論を言うのもいいです。
おすすめの本
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